たけのこ表記問題〜「竹の子」と「筍」はどう違うのか?〜
春によく食べられる食材の一つに「たけのこ」があります( ̄▽ ̄)
妙高市などの地域でも、「たけのこ汁」が食べられることがあるほか、様々なたけのこ料理が見られる季節です。
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でも!!
ちまたでは「竹の子」と「筍」という、2通りの表記を見かけませんか??
いったい、「竹の子」と「筍」の違いとは何なのでしょうか??
「筍」は食材としての表記で、「竹の子」は植物としての表記という説
調べたところによりますと、結論としては食材としての「たけのこ」か、それとも植物としての「たけのこ」かという違いなのだそうです。
「たけのこ」は、成長すると「竹」になります。
竹になる前段階なので「竹の子」というのはイメージできます。
では「筍」と書いて「たけのこ」と読むほうは、どういった状態なのでしょうか??
「筍」という感じを分解してみると「くさかんむり」と「旬(しゅん)」という部分に分解できます。
「旬」というのは「今は何々が旬の季節で美味しいです」とも言われるように、その食べ物が特に美味しく食べられる時期のことを示しています。
また、1ヶ月の期間を3つに分類して、約10日ごとに上旬・中旬・下旬と言ったりもします。
これが示すとおり、「筍」は食材として美味しい時期を迎えた状態の「たけのこ」を意味しているのだそうです。
そして、それを過ぎた「竹になる前段階の植物」を指すのが「竹の子」だそうです。
もう少し言い換えるなら、食材としての意味合いが強いのが「筍」で、植物としての意味合いが強いのが「竹の子」と言われているそうです。
(※語源には諸説あります。)