「ラーメン」の「ラー」とはどういう意味?ちなみに「ラー油」の「ラー」とは違います(^^)
もはや日本に住む私たちが多く食している「ラーメン」。
味噌や塩、醤油、とんこつなど、様々な種類のラーメンが味わえ、最近では、日本全国各地のお店がアイディアを絞ったオリジナルのラーメンも登場しています。
さて。
そんなラーメンですが、「メン(麺)」は分かるとして、ラーメンの「ラー」の意味って、何なのでしょうか??
ラーメンの「ラー(拉)」は「引っ張る」の意味!
結論としましては、ラーメンの「ラー」は「引っ張る」という意味があります。
漢字で「拉麺」と書くのですが、引っ張って細く伸ばした状態の麺のことを「ラーメン」と呼ぶのだとか。
ラーメンにスープが伴えば「タンメン(湯麺)」とも言いますが、日本に住む我々は、完成した「麺&スープ&具」の状態のものをラーメンと呼ぶことが多いですよね。
さて。
ラーメンの「ラー」が「引っ張る」という意味なら、ラー油は「引っ張った油」なのでしょうか??
ラー油の製造工程で、何かを引っ張るようなことがあるのでしょうか??
そう思って調べて見たら、別の意味があったようです。
ラー油の「ラー」は「熱いように辛い」の意味!
ラー油はそもそも、漢字では「辣油」と書きます。
スーパーマーケットで販売されているラー油も、漢字表記を探してみれば「辣油」の字が書かれているのではないでしょうか?
それで、この「辣」の意味ですが、こちらは「熱いように辛い」といった意味があるそうです。
たとえ話で用いられる「火を噴く辛さ」のようなイメージでしょうか。
キツイ言い方や辛口コメントのことを「辛辣(しんらつ)」などと言いますが、その場合も「辣」の字が使われていますよね?
「ラーメンのラー」と「ラー油のラー」は、それぞれ意味が異なっているようです(^-^)
(※語源には諸説あります)